Vol.10 ファンドレイジング

2010年12月 1日

ファンドレイジング
 
12月1日
 
高知県ボランティア・NPOセンター
所長 間 章
 
 今年の事業を振り返ってみると、NPO経営塾のテーマは「資金づくり」、NPOフォーラムのテーマは「非営利だけどお金の話」というふうに、当初から計画されたものではかったけれど、一つの大きな潮流ができたように思えます。それは、いずれにも共通する考え方である「ファンドレイジング」という言葉が、いろんなところで出始めたように思えます。
 
 「ファンドレイジング」。この言葉に最初に出会ったのは、今年の3月に市民活動サポートセンターで行われた学習会で、日本ファンドレイジング協会常務理事の鵜尾雅隆さんの話を聞いた時でした。最初にこの言葉を聞いたイメージは、ファンドは「資金」、レイジングは「上げる」という連想から、「資金力向上」を横文字にするとこうなるのかなと、思っていました。
 
 しかし、講師の鵜尾さんの話を聞いていると、このファンドレイジングとは、単に資金提供者をどこかに見つけてくるとか、資金提供をお願いする方法という小手先のことではなく、もっとNPOとしての本質的な部分が重要であることを話していただきました。
 鵜尾さんが、ファンドレイジングの説明するための算式を次のように表現しています。
 
 「共感」×「解決策」
 
 この「共感」とは、NPOが取り組んでいる課題について、今の社会の現状や予測される将来の状況などを伝えて、共感を得るということです。そして、「解決策」とは、そうした状況について共感した方々に、具体的な解決策を示すということです。この「共感」と「解決策」を伝えることができれば、寄附をはじめとした資金集めがうまくいくということです。
 
 私たちは、どちらかというと、つい小手先の資金集めの技術に走ってしまいがちですが、NPOが社会の課題解決のために取り組んでいるその本質的な部分を、社会に共感を得るように伝えていくことが何より大切だということです。
 
 来年は、内閣府の事業として、「新しい公共支援事業」というNPOをはじめとした「新しい公共」の担い手が活動しやすい環境整備の事業が実施されます。この事業の中では、NPO等の活動基盤に対する支援や寄附集めの支援などが取り組まれます。

 私たちのセンターも、このファンドレイジングの潮流を大きくできるように、力を入れていきたいと思います。

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