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よくある質問 ~Q&A~

ボランティアコーディネーターという名称を聞くことがありますが、どういう人を指す言葉ですか?また、どのような役割を担う人のことですか?
近年、ボランティア活動を希望する人や関心を持つ市民が増えるとともに、様々な地域や事業でボランティア活動を必要とする場面が増えています。
このようななか、市民一人ひとりが主体的に社会や地域に参画していくこと等を応援する役割・機能としてのボランティアコーディネーションの必要性が論じられ、様々な組織で実践されています。
これらの役割を担う人を「ボランティアコーディネーター(以下「コーディネーター」)」と呼んでいます。
コーディネートとは 「物事を調整し、まとめていくこと」「調和させて組み合わせること」 ボランティアコーディネーターとは ボランティアセンターやNPO、施設、企業、学校などの団体・機関で、ボランティアの活動希望者とニーズの調整をしたり、活動に関する相談や助言、情報提供、学習会などの開催など、ボランティア活動をすすめる業務を行う人のことを指した言葉です。
コーディネーターは様々な組織で散在します。各組織での役割は下のとおり整理していますが、NPOのコーディネーターの場合、主にボランティア受入側の役割を任う場合が多いといえます。

【ボランティアコーディネーションに関する各組織の役割】

ボランティア受入型
•主な組織:NPO,施設など
•主な役割: ◦顧客・対象や組織のニーズ把握
◦情報の収集、発信
◦活動希望者の相談対応
◦活動の調整
◦活動プログラムの開発
◦学習会の開催  等


ボランティア仲介型
•主な組織:ボランティア・市民活動推進機関
•主な役割: ◦潜在層への広報啓発
◦情報の収集、発信
◦活動希望者及び受入希望者、組織の相談対応
◦活動の仲介、調整
◦団体の支援、ネットワークづくり
◦学習会の開催  等


ボランティア送出型
•主な組織:学校、企業など
•主な役割: ◦活動先の情報収集
◦活動プログラムの企画、整理
◦組織内への情報発信
◦事前学習の支援
◦オリエンテーションの実施  等


「ボランティア活動」や「市民活動」などは、社会的に認知を得るようになって来ましたが、コーディネーターの存在や役割の重要性は、まだまだ正しく理解されるには至っていません。
高知県ボランティア・NPOセンターでは、コーディネーター有志らとともに、『「福祉・ボランティア」学びと実践推進委員会』を設置し、コーディネーターの社会的認知度を高めたり、それらの役割を担う人々の知識や技術の向上を図るための研究・実践を行っています。また、受入型、仲介型、送出型の3者の連携によるボランティア学習・ボランティア活動の推進に取り組んでいます。
まだ着ることのできる衣料品を海外に送りたいのですが。
善意で衣料品を送ろうと考える人が多いのですが、海外へ送るにはいくつかのハードルがあります。
1.海外で喜ばれるものを送らなくてはいけません
衣料品を必要としている国の実情にあわせたものを送らなければ善意が無駄になってしまいます。スーツや毛糸を使ったものなどはあまり必要とされていないようです。

2.海外に送るにも送料が必要です
たくさんの衣料品を持ち込んでも輸送費がかさみます。海外へ衣料品を送る団体は、その輸送費を1kg数百円ほど集めています。加えて、県内で中古衣料を海外に送る活動をしている団体がありませんので、県外の団体へ送る費用もかかります。それだけの費用負担があることもご理解いただけたらと思います。


・特に海外に送ることにこだわらない場合、県内の障害者の作業所などのバザーなどに役立てることもできます。
ボランティアをしています。ボランティア活動中に怪我をしたときのための保険があるときいたのですが。
ボランティア活動中はもちろん、道中の事故にも補償されるボランティア活動保険があります。ボランティア団体などが主催するイベントに掛けることができるボランティア行事用保険もあります。

掛け金によってタイプが変わりますので、お近くの社会福祉協議会もしくは高知県ボランティア・NPOセンターにお問い合わせください。
使用済み切手などを集めてどうしているのですか?
県外の換金業者に換金していただき、県内のボランティア活動に役立てています。
使用済み切手などはどこで集めているのですか?
高知県ボランティア・NPOセンターで集めています。各市町村社会福祉協議会にお持ちいただくと、センターに定期的に集まるようになっています。