ボランティアコーディネーターという名称を聞くことがありますが、どういう人を指す言葉ですか?また、どのような役割を担う人のことですか?
2009年12月24日
近年、ボランティア活動を希望する人や関心を持つ市民が増えるとともに、様々な地域や事業でボランティア活動を必要とする場面が増えています。
このようななか、市民一人ひとりが主体的に社会や地域に参画していくこと等を応援する役割・機能としてのボランティアコーディネーションの必要性が論じられ、様々な組織で実践されています。
これらの役割を担う人を「ボランティアコーディネーター(以下「コーディネーター」)」と呼んでいます。
- コーディネートとは
- 「物事を調整し、まとめていくこと」「調和させて組み合わせること」
- ボランティアコーディネーターとは
- ボランティアセンターやNPO、施設、企業、学校などの団体・機関で、ボランティアの活動希望者とニーズの調整をしたり、活動に関する相談や助言、情報提供、学習会などの開催など、ボランティア活動をすすめる業務を行う人のことを指した言葉です。
コーディネーターは様々な組織で散在します。各組織での役割は下のとおり整理していますが、NPOのコーディネーターの場合、主にボランティア受入側の役割を任う場合が多いといえます。
【ボランティアコーディネーションに関する各組織の役割】
ボランティア受入型
- 主な組織:NPO,施設など
- 主な役割:
- 顧客・対象や組織のニーズ把握
- 情報の収集、発信
- 活動希望者の相談対応
- 活動の調整
- 活動プログラムの開発
- 学習会の開催 等
ボランティア仲介型
- 主な組織:ボランティア・市民活動推進機関
- 主な役割:
- 潜在層への広報啓発
- 情報の収集、発信
- 活動希望者及び受入希望者、組織の相談対応
- 活動の仲介、調整
- 団体の支援、ネットワークづくり
- 学習会の開催 等
ボランティア送出型
- 主な組織:学校、企業など
- 主な役割:
- 活動先の情報収集
- 活動プログラムの企画、整理
- 組織内への情報発信
- 事前学習の支援
- オリエンテーションの実施 等
「ボランティア活動」や「市民活動」などは、社会的に認知を得るようになって来ましたが、コーディネーターの存在や役割の重要性は、まだまだ正しく理解されるには至っていません。
高知県ボランティア・NPOセンターでは、コーディネーター有志らとともに、『「福祉・ボランティア」学びと実践推進委員会』を設置し、コーディネーターの社会的認知度を高めたり、それらの役割を担う人々の知識や技術の向上を図るための研究・実践を行っています。また、受入型、仲介型、送出型の3者の連携によるボランティア学習・ボランティア活動の推進に取り組んでいます。












